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2008年06月08日
大阪なんば新歌舞伎座公演 [4日目]
『左足だけ。。。』by Tomio

富美男企画 吉原です。
新歌舞伎座公演4日目。
体が劇場の環境に順応し始めてくる頃。
相対してこれぞ『The 疲労』だと、
あきらかに分かる感覚がそこら中からわんさかと溢れ出てくる時期でもある。
最近、筋肉痛が時差ボケで訪れるようになってきたので、、、
『足痛いけどこれっていつの(筋肉痛)だよ?』って思ったりする。
(豚子さん、ありがとさんでした♪大活躍してますよー☆)
比較的、身軽な格好の裏方衆ですら膝、足腰に故障が出るくらいなのだから、
衣装・鬘の重りをつけた状態で歩くだけでも大変なのに
時には走ったり、階段の上り下りをするのは相当な負担が下半身にかかっていると思う。
初日の幕が明けて、人の動きが把握出来るまでは様子を見ながら急いでゆっくり慎重に移動するけど、
この時間にはあの人が通ったらもう誰も通らないはず!
と、慣れてくると人ひとりがやっとのスペースをトップスピードで走り抜ける。
たまに予測しない事態が起こると
『黒子は急に止まれません』
かるーい交通事故が起きたりするのが楽屋廊下の曲がり角。
足袋のまんまで走れる上級者もいるけれど、俺は雪駄履いてないと未だに走れない。
ロビーの絨毯が特にすべるんだな、これが、、、
新喜劇ばりの大きなアクションで。。。
(ステーーーんってな感じで...恥)
そういえば雪駄の裏側ってエコなんですよ。
自転車とかの廃タイヤのゴムが滑り止めで裏一面に貼付けしてあるんです。
環境にやさすぃ履物。
最近、売ってる履物屋が減ってきたので調達に困る。。。
仕方なくなんちゃって草履を履いてる。
こっちの方がクッション性が優れているので履いてて疲れないのが嬉しい。
(↑ってゆーか、お前全然エコじゃねーぢゃん!!!)
『左足だけむくむんだよ。。。』
朝、楽屋入りして靴を脱ぐとき。
劇場を出る際に靴を履く時に必ず口にする言葉。
『靴のサイズ、左だけワンサイズ大きくしようかなぁ?』
そんな冗談話をする富美男氏に言葉は返しにくい。
何もしてあげられない不甲斐なさが残るが、でも仕方がない。。。
明日からしゅわっちと強力な助っ人が登場するから、身体のメンテしてもらいましょうね♪
But、どえりゃースパルタ式ですけど。。。笑
新歌舞伎座は階段が多いから、、
ってゆーか階段以外の昇降方法がない。
えっ?!エスカレーター?エレベーターですか?
そんな文明のリキは双方、この劇場の楽屋には存在しておりません(爆)。
ロビーにはエスカレーターがありますけれどね。。。
劇場は新旧の違いこそはあっても基本的に造りは一緒。
最近は劇場も近代化されてビルの内部に組み込まれているところが増えてきましたね。
掃除が行き渡りピカピカに光っている手すり、ふかふかの赤絨毯。
モダンな造り、これいくらするの?って絵画やオブジェが飾ってある等...etc
しかし、ロビーの華やかさに反比例して(←比例しようよ。。。)、
バックヤードというのは凄まじい状況だ。
何が凄まじいのかはご想像にお任せいたしますけれど、とにかく凄いのですよ。。
舞踊ショー中なんかは戦場のような有様で人がごったがえし、、、衣装が飛び交うのが現実。
これ以上は夢の世界をぶち壊す恐れがあるので言葉は控えますけど。。。
そういえばバイト時代、
『自分が好きなアーティストの裏は見ない(仕事をしない)方が良いよ!』と言われた事があった。
その時は何で?と思ったが、実際にそういう機会が訪れた時に意味がわかった。
華やかな舞台とのあまりのギャップの大きさにある種のショックを受けることがあるからだ。
チケット買って観てる方が絶対に良いと思う。
悲しいかな現実は意外と知らなくて良い事の方が多いと思うのは気のせいだろうか?
そんなこんなでか、自分が好きで観に行くコンサートは
きっと今、裏では戦場になってるんだろうなーとか、
演出や機材等を客観的に見てしまい・・結果、あれ?曲、何歌ってたっけ??
そんな悲しい結末を迎える。
(最近ではそんな悲しい結末すらも迎えていない日常であったりもするが、、、)
まだ目撃した事はないけど、話によく聞く鼠小僧。
形跡は何回かね。。。汗
繁華街のド真ん中だから仕方ないだろうけど、、、
そんな話をしていたら富美男氏が
『ここを解体する際はきっと奴らのお引っ越しが起きるだろうな(きっぱり)』
『チューいしなくっちゃいけませんね!』


(アイタタ。。。)
そんなこと言ってる場合じゃなくってさー
驚いたのが新歌舞伎座には過去イタチの目撃情報があったのだとか。。。
本番中に舞台に出演してしまったこともあったそうな。。。
どこに住んでるんだろ?
『見たーーーい!』
興味わいてきた。。。笑
『幽霊と一緒で、うちの(笑い声の絶えない)騒がしい舞台に出てくるわけねーだろっ!』
だから今まで見た事なかったのか(イタチの事ね)
富美男氏はテレビでも話していましたけど、是非一度お会いしたいそうです。
幽霊の方ですけどね。。。汗

富美男氏が
『早替わりは格闘技だ!』
と仰っていたけれど、まんざら嘘ではない。
今日も花魁から夜叉への早替えで富美男氏の右の肘鉄をいただきました。
(あざーっす)
富美男氏をF-1のマシンに例えるなら、周囲の人間はさながらピットクルーのようにも思える。
マシンはその場にとどまり、クルーが目まぐるしく動き回る。
でもそれは着慣れた人だから出来る技であって、着物に慣れていない人はそうは行かないらしい。。。
特にスパンコールの衣装は切れ味抜群なので手甲をしていても生傷が絶えない。。。
しかしながら氏の早替わりに対する情熱は妥協を許さず衰える事を知らない。
瞬間芸なのだから早くなくては意味がない。
煙に囲まれ座長と共に登場するシーンにおいては横にいて鳥肌が立つ程に集中力が伝わってくる。
疾走感のあるエロティカセブンの曲に合わせての立ち回りは梅沢劇団の演目の中でもロングランのひとつだけど、
流れるような座長の足取りには舞台がはねた時とはとても同じには感じさせない。
『本当に怪我してるの?』
と疑う眼すら持ってしまいそうになるが、、、
これぞ役者魂なのであろう。
劇場を設計する際に何処にウエイトを置くのかは様々だと思うが、
各地の劇場やホールを目にして思うのが基本は表周り重視なところが多い。
集客を目的に建設するのは当然。
その部分に重点を置くわけだから快適なロビー空間は必要であろう。
でもそのお客様に楽しんでいただくためには良い舞台を行なえる事こそが大事なのでは?
(そういう意味では1010は素晴らしく使いやすい劇場に思える)
平成22年にオープンする上本町の新歌舞伎座は舞台関係者の声も反映していただきたいと願う。
その前にうちが上げてもらえるのかどうかは定かではないけど・・・。
今日も何の脈絡もなくだらだらと書いてしまいました。。。
いつになったら新歌舞伎座公演日記になるのだろう?
読んで下さる方々の要望にお応え出来るのはいつになるのやら。。。
でも独り言なんで、、、
都合良くまとめさせていただきます。
明日の舞台に乞うご期待☆≡
投稿者 K.Yoshihara : 2008年06月08日 02:18
コメント
新歌舞伎座公演ロ4日目お疲れ様でございましたm(__)m表舞台のあれだけの華やかさ故に舞台裏でのドタバタは想像しがたい部分がありそうですね…
苦労・努力の賜物ですね☆"ですがそんな環境にいらっしゃる劇団関係者の皆様を私は羨ましく思います!!!
【梅沢魂】役者魂溢れる座長さん・副座長さんの下で苦難を重ねながらも人生を全うできるなんて本当に誇りを持てる職業ですね。^^。
応援しています★""
明日も頑張ってください♪
投稿者 瞳 : 2008年06月08日 02:55
